masaka says
ペトル・エベンのピアノ五重奏曲を、コシャーレク+マルティヌー四重奏団の演奏で。厳しく鋭角的な第1楽章(ジグザグ音型は後でも出てくる)、静謐なピチカートの第2楽章、ジグザグ音型を軸に弦とピアノが役割を入れ替えながら対話する第3楽章、終楽章ではピアノで静かに再現される2楽章の主題が次第にダイナミックなリズムの音楽に成長する。たぶん主題の底には民謡があるのだろう。併録ピアノ三重奏曲、弦楽四重奏曲ともに密度高く隙のない作り。Supraphon SU4232-2 #nml