masaka says
シモン・ラクスの弦楽四重奏曲第4番を、メッセージズ四重奏団の演奏で。ジャジーで軽妙な、調性音楽の枠組みに則るようでいながらカジュアルにそこから踏み外していく、第3番はポーランド民謡をはっきり前面に出しつつサロン風の小気味よさ。5番は雄弁にモダンの素振りをしつつ、枠線をいっぱいまで引っ張って異郷の想いを忍び込ませる。ショスタコ的パロディ感がカジュアルを装った衣で包まれているようでもあり、演奏会映えしそうな佳曲。DUX1286 #nml