masaka says
ヨハン・スヴェンソンのシヴァーを、ミュラン+アクシオムの演奏で。寂寞とした氷原にぽつぽつと現れる極地の動物のような小さな音塊。ずっと飽きずに何かを確かめる仕草のような反復。何も起こらず当たり前のように一日が暮れていく。ストレイクのパピロスンは、氷のほうが時々軋むような、しかしほとんど静寂。メラン「速度を落としていくエチュード」は女声が入り少し景色が見える。バウクのミサントローピIIIbはかすかに動く氷の表面がときどきパキッと割れる。LAWO Classics LWC1115 #nml