masaka says
ジャチント・シェルシの「ティのための哀歌」を、ロワイエ+バロンの演奏で。VaとVcで、同一の音高を中心に、わずかなゆらぎとさまざまな奏法、音色で反復する。終楽章は音高も含め少し動きが出るが、禁欲的で凝縮された表現はそのまま。併録クノイビスもよく似た中心音の曲。シーラカンス、3つのスタディは即興的な細かな動き、マントは両者を併せ持つ秘境的な音で終楽章では奏者の歌も。いずれもVa独奏曲。このところシェルシをいくつか聞いて、なかなか掴みどころがなく書きあぐねていたのだけれど、ひとまずこれで。共同作曲云々はよく分かんないね。Mode Records MOD-CD-231 #nml