masaka says
クセナキスの弦楽四重奏曲を、ジャック四重奏団の演奏で。1956年のST/4はグリッサンド的な動きとピチカートの反復が各声部独立してあちこちに現れる。1983年のテトラスはくねくねした音を多用しいろいろ交錯する。1990年のテトラは不協和音がぶつかる響きが前面に出て対話的。1994年のエルグマは不協和音が鳴り続けるトゥッティが中心に。緻密に隙きなく設計され饒舌だが、それでものびのびしているのは演奏が優れているからか。Mode Records MOD-CD-209 #nml