masaka says
ラッヘンマンの弦楽四重奏曲第1~3番を、アルディッティ弦楽四重奏団の演奏で。音程による旋律という概念を解体し、弓の圧力やら摩擦といったレベルでの発音の組み合わせが生み出す、疎な音楽。第1番《グラン・トルソ》よりも第2番《精霊の踊り》第3番《グリド》と新しくなるにつれ断片が少し長くなって圧力より響きの要素が増え、音の渦のような局面が生まれる一方で静寂との対比が大きくなる。Kairos 0012662KAI #nml