masaka says
アルヴィン・ルシエのフィデリオリオを、アルテル・エゴの演奏で。ピアノが執拗にAを何度も鳴らす周囲に弦が微妙にずれて響き、そのずれ具合が少しずつ延々と変化するのみ。「モケッティの作品の3つのトランスレーション」のNo.1はこれが長いグリッサンドでゆっくり音が下がっていき、音が合った思う間もなくすぐにずれていく。I Am Sitting in a Roomは録音を何度も多重化して部屋の共鳴周波数の音だけが強調されていく妙な実験。これは有名らしい。Mode Records MOD-CD-295 #nml