masaka says
サーリアホの「夢の手引きから」を、クインス・コンテポラリー・ヴォーカル・アンサンブルの演奏で。2つの声が丁々発止のやり取りをする、というかそれぞれが勝手に自分を表現しているのが呼応しあって、不思議な世界を構築する。併録シェルシのSauh(サウ?ソー?)は音の跳躍が少なく、くねくねしたり強度の高い同音反復でお経のような響きも。エンストレムの「ハッシャーズ」はノイズ的なリズムから光のような不協和空間へ。ホセ・マウリシオ・ヌネス・ガルシア「誰のためでもない歌」は少し和声的な遊びもありいちばん歌っぽい。面白いね。New Focus FCR177 #nml