masaka says
イデアはつねにあって生成されないものだが、宇宙は生成されたものでありイデアの似像である。似像の説明は「真実らしい(エイコース)」ものにしかならないが、この善き美しきものどもの造り主を考えることはできる。造り主はできるだけ《善》いものとするため、無秩序な可視的なものを秩序へと導き、宇宙はプシューケー(魂)をもちヌース(知性)をそなえた生けるものとなった。ここにおいて物は、否定されるのではなく、造り主に使われる補助原因と位置づけられる。精神の目は直接出てこないけれど、ヌースということなんだろうな