masaka says
アーティゾン「ブランクーシ 本質を象る」展に行ってきた。直彫りはともかく切り詰め磨き上げたブロンズ彫刻というのは何を表現しているのか出品リストと首っ引きで観ないとよく分からない、というかタイトルを見ても半信半疑なのだが、平らな楕円が垂直に重ねられた《魚》とかまっすぐ立ち上がる《空間の鳥》などストレートに響くものは確かにある。コレクション選では特集の清水多嘉示はいまひとつピンとこなかったが、毛利眞美や福島秀子《銀の絵》などはちょうど関心のツボにはまる。あと読みかけの本で紹介されていた藤島武二《東洋振り》が展示されていてちょっと嬉しかったり