masaka says
エルンスト・H.ゴンブリッチ/天野衛ほか訳「美術の物語」を読んだ。688ページ全カラーの大著で飛ばし読みしかできなかったが、さまざまな芸術家や動向が美術の歴史の中でどんな位置づけなのかを的確に押さえている感じで、さすがは1950年の初版以来何度も増補しながら版を重ねているだけのことはある。たとえばセザンヌ以降「美術にとって肝心なのは、「主題」ではなく、「形態」あるいは「形式」の問題をどう解決するかだ」など