masaka says
渡辺浩「日本思想史と現在」を読んだ。学者らしくいろいろな文献を引用しながら「通念に異議を唱え」たり儒学について語ったりしているのだが、新鮮というわけでもなく全体的に少々退屈。浦上玉堂の話と丸山真男について「日本政治思想史研究」や講義草稿「政治学1960」を核にした紹介は興味深かった