masaka says
サ美「大名茶人 織田有楽斎」展に行ってきた。四百年遠忌記念ということでその人物と正伝院関連の品を集めている。この辺りの歴史に興味があれば面白いかもしれないが、いくつかの楽焼きがめぼしい程度でさっさと終了。続けて国立新美「マティス 自由なフォルム」展へ。思ったより人が多いので初期は通過し、30年代のダンス(バーンズ財団)、42年「男性の横顔(アラゴン)」、43年「デッサン―テーマとバリエーション」などでらしくなってくるかなと思いながら、47年「Jazz」52年「ブルー・ヌード」などの切り絵に。売りらしい大型の《花と果実》は別に面白くはなく、ロザリオ礼拝堂もテーマがちょっと。舞台装置と衣装デザインを手掛けたストラヴィンスキーの「ナイチンゲールの歌」コーナーもあったがこれは逆に物足りなかった